歯髄再生治療の内容
Q.歯髄再生治療の治療の進め方について
歯髄再生治療の治療の進め方について、徹底解説
歯髄を蘇らせる治療の手順はどういったものなのか、どのようにして治療が進んでいくのか、気になることも多いのではないでしょうか?
今回は4つのポイントにわけて詳しく説明していきます。
■ポイント1
歯髄再生治療の大まかな流れ
■ポイント2
歯髄再生治療が適応かどうかを見極める
■ポイント3
歯髄再生治療を行う前の根管治療の流れについて
■ポイント4
移植後は定期検診を受ける
ということで早速、
ポイント1 歯髄再生治療の大まかな流れ
ステップ1 神経がない歯、もしくは神経が死んでしまっている歯があるかを確認する
ステップ1では、そもそも神経を本当に取らなくてはいけない歯があるのか、すでに神経をとっていて神経が生きていない歯があるのかを確認する必要があります。
レントゲンを撮影したり、歯に電気を当てて刺激があるかの確認など神経が死んでいるかを確認します。
ステップ1では、そもそも神経を本当に取らなくてはいけない歯があるのか、すでに神経をとっていて神経が生きていない歯があるのかを確認する必要があります。
レントゲンを撮影したり、歯に電気を当てて刺激があるかの確認など神経が死んでいるかを確認します。
ステップ2では、不要な歯の抜歯を行います
歯髄再生治療では、親知らずなど不要歯の抜歯が必要です。
抜歯をするまでに同意書を確認し、書いて頂いたり、患者様との契約が必要です。それが完了すればいよいよ抜歯となります。
それまでに、おおよそ2週間程度の期間が必要です。
抜歯をするまでに同意書を確認し、書いて頂いたり、患者様との契約が必要です。それが完了すればいよいよ抜歯となります。
それまでに、おおよそ2週間程度の期間が必要です。
ステップ3は、抜歯した歯から「歯髄幹細胞」を取り出す工程です。
抜歯が完了したら、抜歯をした歯から「歯髄幹細胞」と呼ばれる細胞を取り出します。これは専門の機関へ、抜歯した歯を送り取り出す作業を行なってもらいます。
抜歯が完了したら、抜歯をした歯から「歯髄幹細胞」と呼ばれる細胞を取り出します。これは専門の機関へ、抜歯した歯を送り取り出す作業を行なってもらいます。
ステップ4では、「歯髄幹細胞」と呼ばれる細胞を増殖させる工程になります。
見事に歯髄幹細胞を取り出すことができれば、次は「歯髄幹細胞」を増殖させていきます。
それにかかる期間が1〜2ヶ月程度必要です。
見事に歯髄幹細胞を取り出すことができれば、次は「歯髄幹細胞」を増殖させていきます。
それにかかる期間が1〜2ヶ月程度必要です。
ステップ5は、歯の神経を除去し根管内部を無菌化にする
無事に培養が完了したら、いよいよ移植の準備を開始していきます。
患者様の死んでしまった神経を取りだし、根管内を綺麗に無菌状態にしていきます。
この時、ただの根管治療での洗浄に加えて、根管内部が無菌であるかどうかを検査する必要があり、根管治療と合わせて根っこの洗浄で最低でも約1ヶ月程度期間が必要となります。
無事に培養が完了したら、いよいよ移植の準備を開始していきます。
患者様の死んでしまった神経を取りだし、根管内を綺麗に無菌状態にしていきます。
この時、ただの根管治療での洗浄に加えて、根管内部が無菌であるかどうかを検査する必要があり、根管治療と合わせて根っこの洗浄で最低でも約1ヶ月程度期間が必要となります。
ステップ6では、「歯髄幹細胞」を移植する工程となります。
根管内部が綺麗に無菌状態になったことが確認できれば、いよいよ歯髄幹細胞移植となります。
歯髄幹細胞移植は、基本的には1回の治療で移植を行います。
根管内部が綺麗に無菌状態になったことが確認できれば、いよいよ歯髄幹細胞移植となります。
歯髄幹細胞移植は、基本的には1回の治療で移植を行います。
専門の機材を使用し、慎重に移植を行います。
ステップ7は、神経が再生しているかの確認を行う
移植が無事に終われば、あとは神経が生き返っているかの確認を行います。
歯に微量の刺激を与えて反応があるかを確認するのです。
移植が無事に終われば、あとは神経が生き返っているかの確認を行います。
歯に微量の刺激を与えて反応があるかを確認するのです。
ステップ8では、被せ物を入れ、噛めるようにする
無事に神経が生きていることが確認できれば、歯に土台を立て、噛めるように被せ物を作成していきます。
被せ物が入れば、食事をすることも可能となります。
無事に神経が生きていることが確認できれば、歯に土台を立て、噛めるように被せ物を作成していきます。
被せ物が入れば、食事をすることも可能となります。
最後のステップ9は、「定期健診」です。
移植が完了したら、ここからは定期的に検診が必要となります。
歯に電気信号を与えて神経が生きているかを確認する必要があるからです。
移植後から1年程度、定期的に確認していく必要があります。
歯髄が復活していくには、移植をしてその後の患者様自身の治癒力もとても大切です。
ですので、移植後の歯髄が復活していくまでの定期的な検診で確認をとり、神経に反応があるのかどうかというのを確認していく必要があります。
その確認で、一時的に神経の反応があったとしても、その後反応がなくなってしまっては良くありませんし、歯髄を移植後の食生活等で虫歯を作ってしまっては、再度神経を取らなければならない可能性もあります。
つまり、定期的にプロの目で歯の状態を確認し、素早く対処できるためにもその後の検診がとても大切ということです。
以上の9つのステップで歯髄再生治療は行われます。
移植が完了したら、ここからは定期的に検診が必要となります。
歯に電気信号を与えて神経が生きているかを確認する必要があるからです。
移植後から1年程度、定期的に確認していく必要があります。
歯髄が復活していくには、移植をしてその後の患者様自身の治癒力もとても大切です。
ですので、移植後の歯髄が復活していくまでの定期的な検診で確認をとり、神経に反応があるのかどうかというのを確認していく必要があります。
その確認で、一時的に神経の反応があったとしても、その後反応がなくなってしまっては良くありませんし、歯髄を移植後の食生活等で虫歯を作ってしまっては、再度神経を取らなければならない可能性もあります。
つまり、定期的にプロの目で歯の状態を確認し、素早く対処できるためにもその後の検診がとても大切ということです。
以上の9つのステップで歯髄再生治療は行われます。
ポイント2 歯髄再生治療が適応か見極める
そもそも、歯の神経が生きている場合には、この「歯髄再生治療」はする必要がありません。
ですので、適応かどうかは「歯の神経がすでに死んでしまっている」もしくは「虫歯などで神経を取らなければならない人」が適応ということになります。
しかし、すでに神経がない歯で、予後の悪い歯はこの治療をおすすめしない場合もあります。
歯の歯質が残っていること、根っこの先が破壊されていないなど、治療をしてよくなりそうな歯に行うことが一般的です。
こちらの判断については、歯科医師の診断によって変化していきます。
決してご自身で判断することなく、一度歯髄再生治療が可能かどうかをお問い合わせしてみてくださいね。
ですので、適応かどうかは「歯の神経がすでに死んでしまっている」もしくは「虫歯などで神経を取らなければならない人」が適応ということになります。
しかし、すでに神経がない歯で、予後の悪い歯はこの治療をおすすめしない場合もあります。
歯の歯質が残っていること、根っこの先が破壊されていないなど、治療をしてよくなりそうな歯に行うことが一般的です。
こちらの判断については、歯科医師の診断によって変化していきます。
決してご自身で判断することなく、一度歯髄再生治療が可能かどうかをお問い合わせしてみてくださいね。
ポイント3 歯髄再生治療を行う前の根管治療の流れ
根管治療なので、根っこの中を徹底的に綺麗にしていくことが、根管治療で大事なことです。
移植をする根管内が無菌になる状態を作る必要があります。
神経をすでにとっている場合と、これから神経を取る場合とで少し手順は異なりますが、まずは昔入れたお薬、もしくは、死んでしまった神経を徹底的に取り切っていきます。
その後、しっかりと専門の薬液を使い根管内部を綺麗にしていきます。
移植の前には必ず「無菌」状態にする必要がありますので、無菌かどうかの検査を行います。
ここまでが、歯髄移植までの根管治療の流れとなります。
移植をする根管内が無菌になる状態を作る必要があります。
神経をすでにとっている場合と、これから神経を取る場合とで少し手順は異なりますが、まずは昔入れたお薬、もしくは、死んでしまった神経を徹底的に取り切っていきます。
その後、しっかりと専門の薬液を使い根管内部を綺麗にしていきます。
移植の前には必ず「無菌」状態にする必要がありますので、無菌かどうかの検査を行います。
ここまでが、歯髄移植までの根管治療の流れとなります。
ポイント4 移植後は定期検診を受ける
歯髄再生治療は先ほどもお話しした通り、歯髄幹細胞を移植して完了というわけではありません。
歯髄が復活していくには、移植をしてその後の患者様自身の治癒力もとても大切です。
ですので、移植後の歯髄が復活していくまでの定期的な検診で確認をとり、神経に反応があるのかどうかというのを確認していく必要があります。
その確認で、一時的に神経の反応があったとしても、その後反応がなくなってしまっては良くありませんし、歯髄移植後の食生活等で虫歯を作ってしまっては、再度神経を取らなければならない可能性もあります。
つまり、定期的にプロの目で歯の状態を確認し、素早く対処できるためにもその後の検診がとても大切ということです。
そこも含めての歯髄再生治療の期間で考えていただければと思います。
歯髄が復活していくには、移植をしてその後の患者様自身の治癒力もとても大切です。
ですので、移植後の歯髄が復活していくまでの定期的な検診で確認をとり、神経に反応があるのかどうかというのを確認していく必要があります。
その確認で、一時的に神経の反応があったとしても、その後反応がなくなってしまっては良くありませんし、歯髄移植後の食生活等で虫歯を作ってしまっては、再度神経を取らなければならない可能性もあります。
つまり、定期的にプロの目で歯の状態を確認し、素早く対処できるためにもその後の検診がとても大切ということです。
そこも含めての歯髄再生治療の期間で考えていただければと思います。
まとめ
今回は歯髄再生治療の進め方について4つのポイントを解説しました。
1つめは「歯髄再生治療の大まかな流れ」
2つめは「歯髄再生治療が適応かどうかを見極める」
3つめは「歯髄再生治療を行う前の根管治療の流れ」
4つめは「移植後は定期検診を受ける」
まだまだ、可能な施設は少なく、幹細胞の知識が必要なので理解している歯科医師も少ない歯髄再生治療です。世界は再生医療の時代に突入しています。
当院では、皆様の歯を守るために根管治療専門医がさまざまな方法を提案することができますので、ご興味のある方は是非お問合せくださいね。